つつじ祭が終わって落ち着いた根津神社を散策しました。
根津神社へのアクセス

所在地
〒113-0031
東京都文京区根津1-28-9
TEL:03‐3822-0753
最寄駅は東京メトロ千代田線根津駅と千駄木駅。東京メトロ東大前駅です。(全て下車徒歩5分)
JRだと、日暮里駅が一番近いですが、徒歩20分ほどかかります。しかし、夕焼けだんだんや谷中界隈を散策しながら来ると、さほど距離は感じないと思います。
根津神社は、大通りに面していません。しかも、南側の道路は一方通行となっています。
なので、あまりおすすめしませんが、車で行く場合は、根津神社北側(裏側)からのアプローチになります。
境内は、ペットのお散歩可能だそうです。ただし、建物内や後述のつつじ苑へは入れません。また、お祭りの時期は人も多く、屋台も出店するので注意が必要です。さらに、地元の人たちの信仰の場所でもありますので、気を付けてお散歩したいですね。
根津神社概要 【5人も神様がいる!】

1900年前に、日本武尊が創祀したと伝えられる古社です。
昭和20年、戦争で社殿の一部に損害を受けましたが、修復され、煌びやかな佇まいを維持しています。
建物の一部は重要文化財に指定されています。
根津神社には主祭神、相殿併せて5柱の神様をお祀りしています。
須佐之男命(スサノオノミコト)
海原を支配する、荒々しい気質の神様です。
ヤマタノオロチを退治したことで有名ですが、和歌をたしなむ、風流な面もあるそうです。
防災防疫の神、歌人の神、軍神、豊穣の神
大山咋命(オオヤマクイノミコト)
「山を杭のように守る」神様です。(・・・どういう意味ですかねぇ)
山の地主神、農業・醸造の神
誉田別命(ホンダワケノミコト)
なんと、15代天皇、応神天皇が神格化された姿だそうです。実在した人物ってことですかね。
八幡神社で祀られる、八幡神としても知られています。
文武の神
大国主命(オオクニヌシノミコト)
日本の国造りをし、礎を築いた神様です。お子さんが180人いるらしい。ほんとかな。
国造りの神、縁結びの神
菅原道真公(スガワラミチザネ)
学問の神様として有名ですが、実在した人物です。
普通の人間が、どうしたら神様になってしまうのか不思議。
学問の神
御利益は?
5柱の神様がいるため、たくさんのご利益があります。
厄除け、除災招福、心願成就、家内安全、病気平癒、延命長寿、五穀豊穣
きっと、お守りもたくさん売れる、、、いやなんでもないです。
おすすめポイント
つつじ祭り
毎年、4月1日から1か月間、つつじ祭りが開催されます。
境内につつじ苑(入苑料¥500)があり、色とりどりのつつじが咲き誇ります。
つつじは、いろいろな品種のものが植えられているので、1か月以上お花を楽しむことができます。
つつじ苑は、立体的にできていて、小さな山を登るように進んでいきます。
勾配は緩いですが、狭く人も多いので、ベビーカーや車いすは困難だと思います。
また、つつじ苑はペット厳禁です。

上の写真は、つつじ祭り開催時の、つつじ苑からの眺めです。
すごい人だかりでした・・・。
乙女稲荷神社の千本鳥居

ただでさえ5柱の神様がいる根津神社ですが、
根津神社の中に、さらに2社の神社が入っています。Jnja in Jnjaってとこですね。
そのうちのひとつが
『乙女稲荷神社』
農業や商工業などに深く関わるとされている、宇迦之御魂神(うかのみたま)が祀られています。

私がおすすめするのは、この千本鳥居!
さきほどの、乙女稲荷神社の石造りの鳥居をくぐると、鮮やかな朱の鳥居が連なります。
鮮やかなつつじ祭りもおすすめですが、祭りが終わり、普段の落ち着きを取り戻した境内をゆっくりとお散歩するのは、また格別です。
動画はコチラ↓

千本鳥居をくぐって行くと、さらにもう一つの神社『駒込稲荷神社』へ続きます。
(本来、駒込稲荷側から鳥居をくぐったほうがご利益があるそうです。逆走してしまった!)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冊命(いざなみのみこと)・宇迦之御魂神(うかのみたま)・級長津彦命(しながつひこのみこと)・級長戸辺命(しなとべのみこと)
・・・を祀っているそうです。
たくさん神様がいるんだなぁ。
まとめ

- 根津神社へは公共交通機関(東京メトロ)で行くのが便利
- ペットも連れて行かれるが、注意が必要
- つつじ祭りがみどころ
- 乙女稲荷神社の千本鳥居がおすすめ
- 静かに過ごしたいときは、お祭りの時期を避け朝9時くらいまでに参拝すると良い
ぜひ、根津神社へ行ってみてください!